光と影と彩りと
夢色切り絵講習会

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本格的な冬の訪れを前に、山の景色が黄色、オレンジ、赤へ。そして白い雪をまとう日も、そう遠くないでしょうか。
こんにちは、ゆいツアーデスクのコンシェルジュ・出野上(いでのうえ)です。

例年と違う年末年始、みなさまいかがお過ごしですか?今回の読みものは、書道家であり切り絵作家であるはる香(はるか)先生から、なつかしくて新しい切り絵を教わった様子をお届けします。

昔の切り絵と今の切り絵

白と黒のコントラストが印象的な切り絵。私たちが小さいころ読んだ日本の民話の挿絵や、コマーシャルなどで見かけたりします。実際に挑戦してみた方も、おられるのではないでしょうか?
従来のモノトーン配色だけでなく、今ではカラフルな切り絵も増えました。絵だけでなく、細かな筆記体の英文を配したり、3D・4Dのような立体的なものもあり、伝統的な技術の上に繊細さをプラスした作品は、海外でも高く評価されています。
細い線を巧みに切ったはる香先生の数々の作品も、字や花、蝶々が空中に浮かんでいるかのように見えて、受講者のみなさまから「すごーい!」と歓声が上がるほど

今回の講習会ではバラと小鳥が向かい合うように並んだ「幸せを呼ぶ青い鳥」か、リスがどんぐりを抱えた「秋の訪れ」のうち、どちらかを選んで切っていきました。

呼吸が止まるほど、全集中

まず、黒い紙の上に選んだ図案を重ねて、ずれないように留めます。まずはカッターボードの上で、切る作業からスタート。
「デザインナイフ」という、よく目にするカッターナイフより刃先が鋭角になったものを使います。
「内側にある細かいところから切り始めてくださいね」と、はる香先生。
黒い線を残しながら、ゆっくり慎重に切っていきます。だれもが息をするのを忘れているんじゃないかと思うくらい、シーンと静まりかえる会場内。集中して切った後に「ふう」と息を吐き、また刃先を進めていきます。

切った線の始点と終点が交わり、ゆっくりデザインナイフを持ち上げると、すーっと空間が広がりました。リスの頬の部分やバラの中心など、小さな穴が1つ、2つと増えていくにつれ、残す黒い部分と切り落とした部分が徐々にはっきりしていきます。

黒が残り、白は抜ける

内側の細かい部分が終わったら、外側へ。「カッターボードを回しながらカットすると、やりやすいですよ」とはる香先生。カッティングボードを右へ左へ、クルクルと。手首を柔らかく使いながら、鉛筆でラインを引くように直線や曲線を切っていきます。

すると、黒い線や黒く塗りつぶしたところだけが残り、白い部分が抜けました。

モノトーンからカラフル世界へ

余分な部分を切り落としきれいになりましたが、無彩色のモノトーンに色がつくと世界が変わります。鳥やバラ、リス、葉っぱ、どんぐりに色を加えていきます。
色をプラスしたい部分を色つきの和紙に転写し、カットします。枠となる黒い線にノリを塗り、ずれないように切り絵と和紙を合わせます。
和紙のほのかな凹凸具合によって、立体的に見えてくるのが不思議。

切り絵が、ステンドグラス⁈

作品をガラスで挟み、額縁に入れると、光の透け方がステンドグラスのよう。想像以上の仕上がりに、受講生の方々も大満足のご様子でした。

受講生のみなさまから「どこに飾ろうかしら?」の声も上がり、大切に出来上がった作品を持って帰られました。

2020年は新型コロナウィルスの感染拡大によりゆいツアーデスク・ゆいリビングスとも臨時休業の期間もありましたが、2021年はみなさまにとって明るく幸多い年となりますように。2021年もよろしくお願いします。

また新年1回目となる旅と暮らしを彩る講習会は、
2021年1月20日(水)にはビーズやスパンコールをグルー(樹脂粘土)で接着させアクセサリーにするグルーデコジュエリー作り講習会
2月16日(火)には球根を使ったキャンドルアレンジメントの講習会を開催予定です。すでに満席の講座もございますが、ご了承ください

はる香

書と絵と切り絵。切り絵には10年以上取り組む。書道は、日本教育書道研究会師範・日本書学研究会師範。切り絵、書道、水彩色鉛筆と幅広く活動中。西宮北口・エビータの森教室で講座を担当するほか、多数の企業や大学からオファーが。夙川・kowakura教室で講座を持つ。Instagram: yume_iro_tehutehu

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