手ぬぐいのすてきな使い方講習会

手ぬぐいは、吸収性、速乾性に優れた日本が誇る暮らしの道具。使い込むほど風合いが増すのも魅力です。最近ではさまざまなバリエーションが増え、何枚も持っておられる人も多いのでは?そんな手ぬぐいのすてきな使い方が学べる講習会を開催しました。

手ぬぐいといえば「かまわぬ」

今年で創立30周年を迎えた、手ぬぐいメーカー「かまわぬ」。かつては日本人の生活に欠かせない存在だった手ぬぐいをもう一度価値あるものにしたい、と年に400種類もの手ぬぐいをつくっているそうです。「かまわぬ」スタッフの田中さんを講師に迎え、まず江戸時代ごろから普及した手ぬぐいの歴史や屋号に込められた想いなどをお聞きしました。

手ぬぐいを楽しむための基礎知識

次に教わったのは、手ぬぐいについて。サイズや種類、取扱い方法など、手ぬぐいに親しむために知っておきたい基本的な事柄です。手ぬぐいの素材は晒(さらし)といい、使い込むほどに優しい風合いが増していく綿100%。江戸小紋などの伝統的なタイプから、季節ものや干支モチーフなど柄のバリエーションが豊富で、「かまわぬ」では表裏を同じように染められる注染(ちゅうせん)という本格的な方法で染められているのだそうです。

実際に、包んでみる

基礎知識を身につけた後は、いろんな包み方を教わりました。まずは、クリスマスパーティーや年始のごあいさつなどで活躍しそうな「瓶包み」からスタート。ワインやお酒の瓶を手ぬぐい上に斜めに置いてくるくるっと転がし、余った手ぬぐいをひねりあげて瓶に巻きつけるだけで、とってもおしゃれに!クリスマスリースやお正月飾りを添えれば、ギフトが一層引き立ちます。さらに、ラムネサイズの小さい瓶を2本一度に包む「合わせ包み」や、器を割れにくくする「器包み」、四角形の箱ならさまざまなサイズに応用できる「箱包み」など、いつもよりおしゃれなプレゼントが完成する包み方も学び、全部で8種類の包み方をマスター。「お正月、親戚の集まりにお酒を持っていこうかな」という声もさっそく飛び出しました。見た目も華やか、その後も使ってもらえるので、ワンランク上のお年賀になりそうです。

手ぬぐいの使いこなし方

基本的なつつみ方を学んだ後は、少し難しい財布つくりにチャレンジ。プレゼント用の手ぬぐいを約5種類の中から選んでいただき、財布としてだけでなく、薬やスタンプカード入れとしてバッグの中で活躍しそうな小物入れを制作しました。

さらに、ハーフサイズの手ぬぐいをプレゼント!今すぐ使える、ポケットティッシュケースをお作りいただきました。ネズミ小僧風にかぶるなど、宴会の小道具として使えそうな使い方も学びました。

ゆいツアーデスクは今後も、みなさまの暮らしに役立つ講習会を企画していきます。現在、ゆいリビングスではこれからの季節にぴったりの手ぬぐいを多数ご用意しておりますので、まずは、お気に入りの手ぬぐいを見つけにご来店くださいませ。

〈概要〉
手ぬぐいのすてきな使い方
◎2017年12月7日(木)第1部 11:00~12:00、第2部 13:30~14:30
◎場所 ゆいツアーデスク

手ぬぐい専門店「かまわぬ」

「かまわぬ」という名称には、「特別に何のお構いも出来ませんが、気軽にお立ち寄りください」という意味が込められており、鎌と輪の絵に「ぬ」の文字を加えて「かまわぬ」と読む、絵で読み解くなぞなぞ「判じ絵」で表現されています。手ぬぐいの販売だけを目的とせず、古き良きものに新しい感覚を取り入れて提案するなど、手ぬぐいを通して、人々が心地よく楽しい生活を送れるようにと様々な取り組みを実践しています。

リンク:http://www.kamawanu.co.jp/

真結の旅

私達がつくる“いまだかつてないバス旅”、 それが「真結(ゆい)」であり、風呂敷の結び方である“真結び(まむすび)”から由来したものです。 “本物”の旅を身体と心で感じていただき、そしてその感動をお客様が共有(結びつき)していただける“こだわり”のツアーブランドです。 観光地やお食事、そしてお宿と、“こだわり”だからこその工夫や心づくしを凝らしますが、決して“本物”=“高級”ではなく、質素な中にも“本物”を追求した旅程を、経験豊かなプランナーがご提案いたします。