春を告げる大人気 ミモザのリース

やっと寒さも和らぎ厚いコートが少し軽やかな優しいお色のウェアに変化してまいりました。今回の講習会は 真結旅と暮らしとのワークショップで、様々な形やデザインで素敵な作品を教えてくださるフラワーデザイナー山内和子先生によるミモザのリースの制作風景をリポート致します。 

個性が光るリースのデザイン

 
 

春を告げる今大人気の花ミモザ。近年人気が沸騰しているので入手が困難に。
今回は主にイタリア産のミモザを先生がご用意下さいました。(石油高騰により運搬費が高騰しているためさらに入手困難に)
イタリアのミモザは、日本産より葉の緑が鮮やかなのでリースにしてもとても綺麗です。
ミモザの花の命は大変短く、すぐドライ状態になってしまいます。フワフワ状態なのは1日~2日ほどなんですが、ドライでもナチュラルな可愛らしいリースとして長い間楽しんでいただけます。

材料 ・リースワイヤー:リースにミモザを巻き付ける際に使用。リース専用でしっかりとしていて扱いやすいのが特徴。
   ・リース:木の物
   ・ハサミ:(工作用でOK)
   ・ダチア:仕上げのリボン用に使用

リースにリースワイヤーを巻き付ける(起点を作る)→少しワイヤーを余らせておく。

束状になったミモザを切っていく。→10cmほどが良いそう。長いものは枝2つずつカット、上部分は1セットが短いためそのサイズのままカットしてOK。
リースに巻き付ける前に全て切ってもよし、切って巻き付けてをくりかえすのもよし。(リースに巻き付けるため、枝部分を残してカットする)
フワフワな優しい黄色の花切ったミモザをリースの上に置いて、リースワイヤーで巻き付けていく。→リースワイヤーは切らずに少しずつ順に巻き付けていく(1回に2巻ほど)
ワイヤーは弱いと抜ける、きついと切れるので加減に注意。


順々にミモザをリースに巻き付けていく。→グラデーションになるように、また葉っぱとのバランスも考えておくと良い。
切ったミモザは同方向に順に巻き付けていく。茎の上にミモザの葉を重ねるとやりやすい。

足りない部分に追加のミモザを巻き付ける。仕上げのダチアリボンをつける。
途中で失敗しても、やり直せます。

スワッグにするのもおしゃれです。

約1時間ほどで作品が仕上がりました。リボンやミモザの配置でとても個性的に素敵に出来上がりました。皆様大好きなミモザに触れて ~春のおとずれ~を感じて頂けたようです。

山内 和子

ITFA国際トータルフローリスト協会所属、神戸校代表。厚生労働省 職業訓練校認定講師。フラワーカットアドバイザー。フレッシュからプリザーブドフラワーまで、幅広い技術を習得。デパート、ホテル、イベント会場などの装飾を広く手掛ける。インスタグラム:kazuko_itfa

真結の旅

私達がつくる“いまだかつてないバス旅”、 それが「真結(ゆい)」であり、風呂敷の結び方である“真結び(まむすび)”から由来したものです。 “本物”の旅を身体と心で感じていただき、そしてその感動をお客様が共有(結びつき)していただける“こだわり”のツアーブランドです。 観光地やお食事、そしてお宿と、“こだわり”だからこその工夫や心づくしを凝らしますが、決して“本物”=“高級”ではなく、質素な中にも“本物”を追求した旅程を、経験豊かなプランナーがご提案いたします。