入梅とともに梅雨空が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。こんにちは。ゆいツアーデスクの高橋です。
暑い夏には、涼しげを感じられる一品が欲しくなります。「ゆいリビングス」では、そんな夏の商品も衣類・食器にと取り揃えております。
今回ご紹介させていただきますのは、津軽びいどろの花器です。
薄い琥珀色硝子でどこか懐かしく、ノスタルジックを感じさせる そんな硝子の商品です。特有の丸みを帯びたフォルムと存在感、パッと目を引く凛とした佇まいは季節の切り花や枝ものを引き立てます。オブジェとしてお使いいただくのもおすすめです。
定置網漁でつかう浮き球づくりが起源
元々は定置網漁で使用する浮き球づくりから始まったびいどろに、一人の職人さんが七里長浜の砂を原料に加えたことがきっかけで、無色透明な硝子は偶然にも美しいグリーンの色をつけました。七里長浜は美しい自然の中に七里(約28km)も続く長い長い砂浜。近くの湿原や泥炭地には季節の花々が美しく咲き誇り、自然豊かな青森の原風景が目に浮かぶような、他では出せない自然と偶然の産物です。
青森の伝統工芸品
青森県伝統工芸士 芳賀 清二氏は、「宙吹き」といわれる技術で作品を完成させます。これは青森県にも認められた技術で型や機械を使わずに、棹をまわしながらガラスを吹く技法で、 修得には長年の経験が不可欠です。吹く加減と回すスピード、その微妙な加減でさまざまなカタチを造ることができます。
まるで魔法をかけたように形が変わる様は、積み重ねた日々が浮き上がってくるようです。
ゆいリビングスでは、芳賀 清二氏が作られた津軽びいどろの作品を販売しております。
キラキラと美しい津軽びいどろをご覧ください。